お知らせ・トピック・病院理念
シルバーウィークの休診に関して
24日(木曜日)は通常診察を行います。
その他の曜日に関しては継続治療の方は休診でも
予約診療をしています。
特別診療日は儲けていませんが診察できそうな
タイミングであれば診療いたします。
2026.9.18
2026年度10月30日(金曜日)14時~
四季の森会館で丹波篠山市長寿犬表彰式が開催されます。
2009年生まれの17歳になるワンちゃんたちが
表彰されます。
2026.8.23
当院のホームページでは飼い主様にお伝えしたいことを
出来るだけ提供しています。
時系列になっていますのでボリュームがありすぎますが
気になるような内容があれば少しでも見て頂ければ
嬉しく思います。
必要がないと思われるものは出来る限り削除しています。
2026.8.29
下記のゴールデンレトリバー6頭の飼い主さんは
みんな決りました。
とてもいい環境で育っている子たちなのでとても
いい子たちばかりでした。
両親がブリーダーさん宅にいるのでまたこの子たちの
兄弟が産まれるかもしれません。
2026.7.26
一番下にある「ふるや往診動物病院が実施すること」
内容を更新しました。
30年前の篠山の動物医療のお話なども記載しています。
2026.8.16
マムシ咬傷に関して
毎年の事ですが、マムシ咬傷に気を付けて下さい。
多くの場合、あぜ道や草むらに入り咬まれることが多いのですが、草刈り後などは道や歩道にいることもあります。
緊急の事ですので直ぐに動物病院に連絡をして下さい。
マムシ抗血清などを使用する場合は出来るだけ早い方が
効果も高いです。
マムシ毒は赤血球膜を破壊し、血液凝固機能も破壊し、
筋肉なども激しく損傷します。
また腎機能障害を起こすこともあります。
軽く済む場合も多いですが重篤化するケースもありますので散歩のときは草むらなどは注意して下さい。
一般的に犬や猫は人間よりマムシ毒に対して強いのですが
8月初旬にマムシ咬傷により重体化したワンちゃんの
ケースをご報告いたします。
ほとんどの場合、田んぼの畦道や草むらに入って咬傷を受ける事が多いのですが、今回は歩道を散歩していたトイプードルちゃんがマムシに前足を咬まれてしまった経過報告です。
日曜日の夜にマムシに咬まれたと言う事で緊急で診察を
行ないました。
咬傷部位は左前肢手根下辺りに咬傷部位があり咬傷から
時間も2時間ほどで患部の腫れもほぼなく多くの経験より
腫れの程度が少ない事や咬傷が一か所(マムシ咬傷の場合
牙が2本刺さると約2cm幅ほどで2か所咬傷跡があります)だったため、抗炎症剤、抗生剤、輸液を行い翌日の
経過を診ることにしました。
ほとんどの子たちがこれらの治療で完結する事が多い
です。
ただこの子の場合、翌日(第2病日)に両前肢が腫れ上がり出血が止まらない状況になりました。
血圧も低下し赤血球の溶血により多量の皮下出血を
起しています。また筋肉の破壊も激しくなっています。
凝固機能も少し低下し、出血による低蛋白状態で
意識レベルの低下も強く朦朧としていました。
幸い腎機能障害は起きていませんでした。
ただここまで悪化すると非常に高額なマムシ抗毒素を
投与しないといけない状況です。
そのため、咬傷より約18時間ほど経過していましたが
抗マムシ毒ウマ血清の投与を行い、またマムシが保有
することが多い細菌シュードモナス、エンテロコッカス、
コリネバクテリウムなどに有効な抗生剤の投与を行いました。
第3~4病日、皮下出血が首や胸部、腹部にまで広がってきました。1日で赤血球が300万も減少し、輸血も検討しないといけない状況になってきました。
また血小板の減少も認められました。
マムシ毒の死因は腎機能障害とDIC(播種性血管内凝固)
です。DICになるとかなり治癒の見込みが低下します。
そのため、当院の飼育犬と血液型が適合するか血液型
検査を行い、輸血可能であると判断しました。
上の写真は溶血による血色素尿と筋肉の破壊による
ミオグロビン尿です。褐色になります。
第5病日より赤血球の僅かな増加と2回目の血液凝固機能
検査などよりDICにはなっていない事を確認しましたが、
まだまだ皮下出血は酷い状況でしたがいつでも輸血が出来る状態にしておき経過を観察することにしました。
第6病日辺りより食欲が出て来て、皮下出血も少しずつ引いて来ました。
第7病日には皮下出血もほぼなくなり赤血球数も上がり、
タンパク質も正常に戻りました。
ここまで回復すればほぼ大丈夫だと確信し、その後、
第11病日にほぼ完全回復を確認しました。
診察台の上なので緊張気味な表情ですが、肢の腫れ、
皮下出血、血液検査系などほぼ全て正常に戻ったため
治療を終了しました。
今回、この子のマムシ咬傷事故の紹介を飼い主様の
了解を得た上で行った理由は私自身、25年以上前に
2頭マムシ咬傷で亡くしたワンちゃんの経験があった事、
また当時は抗血清などもなく、DICに対して現在のような
優れた治療薬も無かった時代でした。
その後は、マムシ抗毒素を飼い主様の希望があれば
投与をしてきました。よく馬の血清のためにアナフィラキシーを危惧する文献なども多いのですが、個人的には
抗血清は50頭以上投与して来ましたが一度もありません。
もちろん、抗アレルギー薬を投与後に血清投与をしています。念のための場合は皮内投与試験も行います。
ただ、この血清の価格が以前は数万円だったのですが現在は15万ほどします。そのため気軽に勧めにくくなっています。しかしこの子のような小さいワンちゃんには高価でも
マムシ抗毒素の投与を行うべきだと再認識しました。
血清の投与により命が助かったとも言えると思います。
この地域はどこにいてもマムシに咬まれる危険があります。もちろん人間もです。歩道で噛まれると言うのは稀ですが草刈りをされた後の歩道などは要注意です。
マムシ咬傷事故は11月くらいまで気を付けて下さい。
頭数としては少ないですがこのような重篤な病状になる
ことをまた命に関わる事を十分ご理解下さい。
2026.8.5
熱中症に関して。
連日、猛暑、酷暑が続く日々の中、人間が熱中症アラート
を出されるような状況ではワンちゃんたちはもっと
警戒しないといけない状況にあります。暑さに強い猫ちゃんも要注意です。
このような酷暑など言われる以前は、ワンちゃんたちの
熱中症と言えば、ほとんどが屋外の子たちで40℃を超える高熱、呼吸速迫、チアノーゼ、意識レベルの低下などで
緊急来院されることが多く、冷却や急速輸液、ステロイド投与や抗血栓剤の投与など一刻を争う緊急事態でした。
しかし最近は屋外飼育は減り散歩なども時間帯を配慮されている飼い主さんが多く以前のような診てすぐに熱中症と
診断することは少なくなりました。
ただ現在は異常な高温のため室内でも熱中症になる子も
増えています。
見た目では分かりにくいのですがぐったりして元気がない、しっかり歩けないなどの症状が見られます。
異常な体温上昇も認められません。
血液検査で電解質の異常やHtの上昇などで熱中症と診断
するケースも増えています。
暑さにより脱水症状になり血流が悪くなることにより
脳への血流も不足して頭が朦朧とする状態です。
このような熱中症を時々みかけます。
軽い熱中症なので静脈輸液によりだいたい回復してくるのですがお家でいつもと様子がおかしい、意識レベルが落ちているような場合は熱中症が考えられますのでそのような
場合は動物病院を受診または相談するようにして下さい。
暑い車内の移動も良くありませんので事前にエアコンを
効かせてから移動して下さい。
2026.6.23
診察時によく聞かれる事の中で生後1歳未満のワンちゃん、
もしくは1歳以上になったワンちゃんの犬歯の乳歯が
抜けないと言う話しをお聞きしたりこのままだとどういう状態になるのか?などの質問を良く受けます。
処置はどうするのか?などもです。
基本的には1年以上乳歯が抜けない場合は麻酔下で抜歯を
行ないます。犬歯の歯石などが酷くなるためです。
本日、避妊手術時に同時に乳歯の抜歯を行いましたので
写真を付けて説明しておきます。
1歳くらいの子は避妊、去勢手術と一緒に行うケースが
多いです。
上顎左側に永久歯の犬歯と並び乳歯が生えています。
この子は生後10か月のワンちゃんでトイプードルです。
赤丸のある後ろの方が乳歯になります。
歯科器具を使い乳歯の歯周靭帯を全体的に剥がして
抜歯をします。犬歯はかなり長いので慎重に作業をします。
この子は抜歯後の歯肉の穴が大き目だったので吸収糸で
1針縫っています。吸収糸は1~2か月以内に溶けます。
上顎左右の犬歯の乳歯を抜歯したものです。上側半分強が
歯槽骨に埋まっていました。
写真からも分かるように先端はかなり細くなっているため
抜歯作業時によく折れる事がありますが当院では先端を
折らないように丁寧かつ迅速に靭帯剥離を行っています。
1~2mmくらい残っても骨吸収されますが大きく残して
折れてしまうと歯槽骨内で炎症を起こす原因にもなって
しまいます。
2026.5.15
本年度のフィラリア予防を始めて下さい。
12月中旬から末までの8カ月になります。
2026.8.16
混合ワクチンとは5種、6種、7種、8種、10種がある
伝染病予防ワクチンです。かなり以前に種類などについては説明していますのでご参考になさってください。
最近ワクチンは3年に1回で良いと言う風潮があることに個人的には疑問がありまたワクチンメーカーも3年空ける場合は毎年必ず抗体価(ワクチンの抗体の量)を調べて
大丈夫なら打たないという方法を提示しています。
またドックランやペットホテルなども毎年のワクチン接種証明書や抗体価証明を求めています。
今回遭遇した、年齢2歳の柴犬の飼い主さんが1年後の追加接種の時期だったためワクチン接種予定だったのですが抗体価を調べて打たなくていいのならそうしたいと仰ったので抗体価検査を行いました。
結果は以下になります。
※ このような結果を上げましたが以降、約20例以上の
抗体価検査を行いましたが1年毎の追加接種が必要で
無かった例は2割くらいでした。
統計が少ないですが個人的にはほぼ毎年打つべきだと
感じています。
CPV(パルボウィルス感染症)、CAV(アデノウィルス感染症)は、来年以降も大丈夫そうな高い抗体価を獲得していますが、CDV(犬ジステンパー)に関しては32倍しかありません。いつ感染してもおかしくない低抗体価です。
ちなみに犬ジステンパーは飛沫感染を起こす感染力の強いウィルスで呼吸器から入り各リンパ節に拡がり最終的には脳炎を起し死に至る怖い伝染病です。
感染ルートは感染犬はもちろん、その他キツネ、タヌキ、アナグマ、フェレット、イタチ、アライグマなど多くの動物が保菌している可能性があります。
飼育犬間では集団免疫ができている可能性はありますが、
これら野生動物に関しては最近は特に接触などが目立って来ています。
今一度、ワクチン接種に関して検討して欲しいと思います。
下記は富士フィルムベットシステムが抗体価の推移を
統計化したものです。
高抗体価→十分な抗体です。中等度抗体価→病気を防げる
抗体価ですが1年間維持できる可能性は保証できません。低度抗体価→感染予防が出来ません。
このグラフからは高抗体であれば抵抗体に1年で落ちる確率は1%です。中等度抗体価まで落ちる可能性は30%です。
中等度抗体価が1年で低度抗体価に落ちる確率は約10%
です。ただし中程度抗体価の場合、幅がありますので低めの抗体価の場合は予防接種が推奨されます。
富士フィルムによると抗体価の半減期は不明だという回答
でした。
但しレプトスピラ感染症は不活化ワクチンのため1年毎の
接種が必要です。7種ワクチン以上の予防接種を受けられて
いる子たちは毎年レプトスピラ症の予防接種をお願いします。最近は線状降水帯やゲリラ豪雨などにより山からレプトスピラ菌が住宅地にまで拡がり以前より感染犬が多発しています。
2026.6.3
生後5~8カ月くらいの成長期に起こりやすい前肢の骨の変形に 関して分かりずらいものなので少しお話しします。
人間もワンちゃんも前肢には橈骨と尺骨という2つの骨が存在します。
テリア系、ミニチュアダックス、チワワ、シーズーなどなど少し前肢の湾曲が自然な犬種に起こりやすいので余計に
判断が難しいものですが
成長途中に尺骨の成長が止まってしまいその影響でもっと成長しないといけない橈骨が大きく湾曲をしてしまう、酷いと肘関節の脱臼、手根 関節で橈骨の脱臼を起してしまう疾患があります。
前肢が大きく外側に曲がっているように見える子は要注意です。
下記の写真は生後1年以上経っているのですが比較的軽度ではありますが
前側の右橈骨が手根関節より少し飛び出ています。
後側が尺骨になります。
この子はテリア系ワンちゃんですが現在のところ右前肢
手根から外反はありますが疼痛などはありません。
成長期に湾曲を認めた場合は出来るだけ早く動物病院を
受診して下さい。
早期であれば尺骨骨切り圧迫の解除、橈骨の角度調整を行い骨切り、プレート固定、更に尺骨伸長部分骨切切除を
行なう事で脱臼などの心配のない自然な肢の形状に
出来ます。但し手術は整形外科に精通している病院において
可能です。整形外科病院での手術の1例です。
マンチカンの症例です。肘関節の亜脱臼が起こっています。
上記記載のオペ内容で整復手術が行われています。
左側が施術前、右側が施術全終了後の画像です。
但し整形外科手術は難易度により整形を得意としている
病院でも不可能な場合がありますのでご注意下さい。
2026.5.12
南丹市の半野良ネコよりSFTSが確認されました。
南丹市と丹波篠山市は山でも繋がっていますので
篠山のダニはSFTSを持っているものと考えて下さい。
当院はSFTSの治療は行っておりません。
外飼いの猫ちゃんが体調不良の場合、診療をお断りする可能性が
あります。飼育状況などを詳細に教えて頂き必要な場合は感染症対策可能な病院をご紹介いたします。
SFTSはかなりの勢いで増えて来ています。
治療薬であるアビガン(ファビピラビル)も相当高価な薬剤です。
しかも絶対に効く薬剤ではありません。
ワンちゃん、ネコちゃんは必ず年間を通してノミダニ予防を行なう事、人は山や畑仕事などの時には環境省が勧めているような姿で出掛けて下さい。(下記に記載しています)
もしダニがペットに付着した場合は動物病院にご相談ください。
自ら引き抜くなどは行わないようにお願いします。
また人がダニに咬まれた場合は必ず病院を受診して下さい。
2026.4.27
今年のフィラリア予防期間ですが過去のHDUに基づき推奨されている
期間は丹波篠山市では5月中旬から12月中旬までになります。
一応参考までに神戸市の予防期間を掲載しておきますが神戸市よりも
山や川など蚊の発生が多いため、少し早めの投与をお願いします。
2026.3.28
市役所より狂犬病予防接種の案内ハガキが届いていると思います。
当院でももちろん接種可能なのですが、狂犬病予防接種とノミダニ、フィラリア予防薬希望の患者様は短時間で終了できるため急な要望でも対応可能ですのでお気軽に
ご連絡下さい。待ち時間はぼぼありません。
現在、助手と診察をしている時は電話に出れませんのでメッセージを入れてもらうかⅭメールを送って頂ければ手が空き次第折り返し連絡いたします。
着信のみの場合は返信の連絡は行っていません。
当院患者様のみ着信のみでも後ほど連絡をしています。
2025.11.26
本日は猫ちゃんの心臓病の講習をオンラインで受けましたが、
肥大型心筋症(HCM)は、かなり多いという事、また1歳~3歳など
若い猫ちゃんにも多い疾患だということです。
簡単に言えば、心臓の筋肉(横紋筋)が肥大し、血液の駆出が悪くなり
うっ血性心不全や動脈に血栓(血の塊)が詰まるATEなどを起こす非常に怖い疾患です。
好発種がメインクーン、ラグドール、アメリカン
ショートヘアー、スコティッシュフォールドなどまた雑種ネコも例外ではありません。
発症年齢または無症候症例などを含めると若い子に多いと言う事です。
診断は聴診と心エコーになります。若い子の検診には
心臓エコーが重要です。
当院では心エコー検査は頻繁に行っており、
短時間でHCMの診断が可能です。若くても一度検査を受けてみる事もお勧めします。
早く分かればそれだけ長く生きられます。
現在、当院の患者さんでATEを発症した猫ちゃんを治療していますが発症から約4年元気にしてくれています。
2025.10.9
現在、ふるや往診動物病院を運営していますがにまいるの小山先生との事業継承契約上、2030年からは私も市内で店舗病院を再開可能です。
丹波篠山市の獣医療を鑑みても自身は生涯臨床獣医師を
全うしたいと考えています。
2030年は時代に応じた動物病院の設立を篠山市内で検討しています。
一昨年、私の父が永眠する前日まで病床で仕事をしていたこと、自営業に定年は無く生きているのだから仕事をする、父には最後まで強く生きる事を教わりました。
約4カ月の間、何も愚痴を言わず死を認め順番だから仕方がないと最期までしっかりした強い人物でした。
それを見習い自身も今後まだまだ動物医療のために尽力
したいと考えています。
丹波地域には高度医療や救急医療が出来る病院が
ありませんのでそういった病院の設立の必要性も感じて
います。
2026.6.17
にまいるの小山先生とのテナント契約も2030年で終了予定です。
病院の土地、建物は降矢家の所有で土地建物の譲渡、売買
予定はありません。
2025.7.26
最近話題のSFTS、ダニの予防に関して少しお話しします。
感染するダニはいろいろいますが、マダニ(フタトゲチマダニなど)が
主な感染源になるダニです。
マダニは付着から吸血寄生を行うまで 約24時間以上かかると言われて
います。
ちなみに付着は身体に付いているだけなので病気の感染はしません。
数ミリ程度の小さな状態です。付着と寄生は全く違うものなので
あくまで血液を吸血し始めた状態が寄生です。それ以外は付着なので
もしこの状態で見つけた場合は手袋などで駆除し潰すなどしないで
密閉容器などに入れて燃えるゴミに出して下さい。
吸血寄生をしてしまっている場合は引っ張るだけだと頭が残ったり
しますので獣医師にご相談ください。
さて、ペットのダニ予防をどうするかですが、現在国内では、従来からの
外用薬(首に垂らす液体です)もしくは内服薬、このどちらかになります。おおよそですが内服薬は駆除までに12時間、外用薬で48時間と言われています。個体差などはあります。
マダニはSFTS以外にも、バベシア症、日本紅斑熱など媒介する病気は多いです。特にSFTSは寄生から感染が早いです。
どの薬剤を選択するかは獣医師と相談もしくは飼い主様で決めて頂いて構いません。
お散歩に出かけるワンちゃんは必ず予防をしてあげて下さい。
ちなみにSFTSはペットたち関係なしに山や草むらなどで人が感染することもあります。そのような場所に行かれる場合は暑い季節ですが長袖、長ズボンをお勧めします。
下記に厚生労働省から人のダニ対策の情報提供を掲示しておきます。
下記URLはSFTSに関する更に詳細な厚生労働省からの情報です。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html
2025.5.28
本日患者様からマムシやヤマカガシが出始めていると聞きました。
毎年の事ですが、毒蛇には十分注意をして下さい。
草むらは要注意です。
咬傷を受けるのはたいていワンちゃんが多いです。
部位はマムシに顔を近づけたり、前肢で触りに行ったり
通りがかりに咬まれたりするので、 口唇付近や前肢を
噛まれることがほとんどです。
数時間以内に咬傷部位の腫脹が拡がります。
更に時間が経過するに連れて元気、食欲の低下、患部からの
出血、呼吸困難、全身からの出血傾向、低血圧、振戦などが
見られ治療を行っても 死に至ることがあります。
但し個人的見解ですが約300頭ほどの毒蛇咬傷を見てきた中で
命を落とすに至ったケースは2頭ほどです。約1%というデータに
なります。これは当院での集計になります。
緊急でマムシに咬まれたいう連絡はよくあります。
緊急的な対応としてはやはり咬傷部位から毒素を取り除く、
拡がらないようにすることです。
咬傷直後痛がるとは思いますが、掃除機の先端やポイズンリムーバ
などで毒素を吸引する事、 人だと口で吸引などもありますが、
同じような方法で行っても構いませんが飲み込まないように毒素は
必ず吐き出して下さい。
肢の咬傷の場合は咬傷部位よりも上部、所謂、心臓に戻っていく静脈を
包帯などで指一本入る程度きつめに巻いて下さい。
その後は病院で感染予防や腫れの防止、場合によっては抗マムシ血清
の投与を行いますが、現在当院では抗マムシ血清は常備していません。
理由は相当高価なためです。原価で10万円ほどです。
上記訂正です。2026年8月時点で原価は15万円まで上がっています。
ワンちゃんは人間よりマムシ毒対して、抵抗性は強いです。
毒蛇の写真は関心のある人はネットで検索してみて下さい。
マムシとヤマカガシです。
2025.4.25
当院も先代から数えると今年で開業48年目になります。
事業継承は形式では行いましたが、降矢動物病院はふるや往診動物病院という名前に変わりましたが今も継続しています。
降矢動物病院では26年間地域の様々な動物たちの治療を行って来ました。
特に2010年代は1日60~100件ほどの来院状況でした。
20年ほど前は2次診療施設などもほぼなかったため、全ての治療を自身で行っていました。骨折の手術はかなり多く、また伝染病(現在ではワクチン接種のみで診たことのない獣医師も多いと思いますが、ジステンパーや犬パルボ感染症の治療やフィラアリア感染症の虫体摘出、交通事故による複雑骨折整復、猟友会の負傷猟犬の手術、脊髄造影のみでの椎間板ヘルニアの手術、アキレス腱断裂修復、血管肉腫の脾臓摘出はかなり多かったです。胆嚢摘出、腸閉塞、横隔膜ヘルニアなどなどどんな症例であろうと現在のようにお願いしますと症例を渡すことが出来ない時代でした。
また個人的には再生医療に力を入れており癌治療に活性化リンパ球療法、重度椎間板ヘルニアや骨癒合不全に対して
間葉系幹細胞移植での治療なども行って来ました。
超大型犬、ニューファンドランド、グレートピレネーズ、ドーベルマン、シェパード、グレートデンなどなどの様々な手術もかなりの頭数実施して来ました。
当時の術式に問題がある訳ではなく現在はより優れた手技が行われているという感じです。
特にニューファンドランドの帝王切開はかなり実施しました。体重は55キロもあるので人間と変わらないです。
2025.3.22
当院は午後12時から手術時間となっていますので様々な
手術を実施しています。手術に関しては生体モニターで
心拍、呼吸数、血中酸素濃度、呼気、吸気CO2濃度、体温、血圧などを常にチェックし特に術中の体温低下は長時間の手術にはよく起こる状態のため様々な方法で体温低下を抑制しています。血圧も同様に状況により点滴の速度や
輸液種類の変更なども行います。
手術に関しては勤務医時代から教わった、正確、安全、
を重視しています。また手術時間もより早く出来るように
工夫しています。麻酔の使い方から手術準備また、手術時間は早い方が覚醒も早いため当院では手術時間も必ずチェックし麻酔覚醒を出来るだけスムーズに行っています。
1時間以内の手術は全て日帰りにしています。
お泊りは安心なようにも思いますがやはりペット達にとってはストレスになります。眠れないなどよくあります。
但し手術の内容により一晩輸液管理、観察、投薬などが必要な場合はお預かり入院をしています。
また飼い主様がご希望の場合は入院もできます。
2024.12.26
犬猫のワクチンについて簡潔にまた大事なところは
丁寧にお伝えしておこうと思います。
狂犬病ワクチンに関しては皆さんご存知だと思います。
その他に犬、猫には混合ワクチンというものがあります。
犬の混合ワクチン(5種(青文字)、6種(青、紫)7種(青、赤)、
8種(青、紫、赤)、10種(青、紫、赤、オレンジ)
猫の混合ワクチン(3種、5種)
犬の予防内容( 犬ジステンパー、犬パルボ感染症、アデノウィルスⅠ型、
アデノウィルスⅡ型、(Ⅰ型、犬伝染性肝炎、Ⅱ型、犬伝染性喉頭気管炎、)、犬パラインフルエンザ感染症、 犬コロナウィルス感染症、
犬レプトスピラ感染症(イクテモヘモラジー、カニコーラ、グリポッチ フォーサ、ポモナ)
猫の予防内容( 猫伝染性鼻気管炎、ネコカリシウィルス、猫汎白血球減少症、 猫クラミジア感染症、猫白血病)
コアワクチン、ノンコアワクチンと言われる定義がありますが簡単に言えば接種を強く推奨するというのがコアで5種です。
飼育環境などにより接種を検討するというののがノンコアで6種~10種です。
レプトスピラ症について(重要)
混合ワクチンにも入っているこの伝染病に関しては聞いたことある、
程度ではないでしょうか。
この病気が個人的に厄介だと思う理由は地域性がかなりあり関西や
九州特に福岡、などで多発している病気でそれ以外の地域は発症が
ほとんどなくかなり軽視されているからです。
上記でも述べましたがジステンパーやパルボはほぼ感染犬を診る事は無くなりましたがレプトスピラ症は時々診断をします。
後に説明しますがその中でも イクテモヘモラジーという血清型は 急性的に体調が悪化し急性腎不全や黄疸などの肝機能障害を起こし 透析などを行ってもほとんどの子が死亡します。
発症元はネズミが一番です。あとは感染している犬、野生動物、牛などからも尿を介して感染を起こします。
ネズミや野生動物の尿と接触する機会など少ないと思われるかもしれませんが
台風を始めとした大雨によりレプトスピラ菌は広範囲に拡がって
いきます。沼地、水溜まりなどの水を介して経口、経皮、粘膜感染を
起こします。人畜共通感染症なので人間も例外ではありません。
感染をすればこの病気も画期的な治療法はありません。
私も本年度だけで5頭レプトスピラ症の診断をしましたが全てイクテモヘモラジーでした。2頭は透析まで行いましたが亡くなりました。その他2頭は回復し、1頭はやはり腎不全で亡くなりました。
ここで発症したレプトスピラの血清型について少しお話しします。
約7割くらいがイクテモヘモラジーです。
あとは1割ずつオータムナリス、ヘブドマディス、その他少数は数種類です。
ちなみに7、8種混合ワクチン以上でイクテモヘモラジー、カニコーラの
2つの血清型が予防できます。
10種混合ワクチンはイクテモヘモラジー、カニコーラ、グリポッチフォーサ、ポモナが予防できます。
圧倒的に多いイクテモヘモラジーはレプトスピラの血清型の中でも
特に重症化をする血清型になります。
ワクチンも不活化(死んだ菌を使用してワクチンを精製しています)
効果もかなり弱いため必ず毎年の接種が必要です。
個人的に毎年接種でも抗体価の上昇が低いワンちゃんを確認しています。
おうちで飼われているワンちゃんたちも外のお散歩に出る子は
レプトスピラに感染する機会は結構高いと考えてほしいと思います。
ワクチン未接種または数年空いても大丈夫と思われていると思わぬ
所でワンちゃんはもちろんの事、飼い主様も辛い想いをしないように
予防でしか助けられない病気は今一度しっかり考えて頂きたいと
思います。
2024.9.10
当院自宅診察室は十分な広さがありますので診察に飼い主様お一人だけではなく、ご夫婦やお子様、もしくは家族全員でいらっしゃることもあります。
ご家族で来ていただいても十分スペースはありますし
テレビや本なども置いています。
付き添いのワンちゃんも一緒に来ていただいても大丈夫です。
広めの庭をドックランとして利用していただいても構いません。
また診察部屋の中をあちこち探検するのがワンちゃんは
大好きです。
そのため診察部屋には大きめのトイレシーツを数枚敷いています。
ワンちゃんやネコちゃんにとって怖くない病院となっていますので
多くのワンちゃんは尻尾を振って診察部屋に入ってきます。
小さいお子様や赤ちゃんもよく来られますが、お絵描きをしたり絵本を見たりこちらに置いてあるおもちゃで喜んで遊んでくれます。
動物病院は小児医療と同じように治療もいろいろと考える事も多いですのでご家族で来ていただいて相談してもらう事も大切かと思います。
予約制ですので診察室では一組の飼い主さんのみを順次診察していますので他の患者さんと重なることはほぼありません。
そのため飼い主様やペットたちもゆっくりとした診療が
可能となっています。時間のない方は端的に済ませるようにします。
治療で大切なことは獣医師の一方通行にならないようにすることだと考えています。
ペット達の気持が一番よく分かるのは
飼い主様たちですのでその部分を原点にストレスがなくまた治る治療を心がけています。
2024.12.25
第4前臼歯が大きく破折しポストクラウンを使用し
治療を行いました。
歯の破折は硬いものを咬むのを好むワンちゃんには多いです。
以前の症例になりますが4~5例くらい根幹治療から
銀歯やレジンで歯冠形成を行いました。
この症例は学会発表も行いました。
現在歯科治療に関してはご相談には応じます。
弟が歯科医師のためこのような根管治療から歯冠形成を
必要とする症例を治療出来ました。
獣医師の学校では歯科治療は学びませんので独学に
なりますのでなかなか難しい分野です。
過去にはミニチュアダックス、ピットブルなどの
臼歯破折の根幹治療を行いましたが手技を見る限り
歯科医師ではないとこの治療はできないと思います。
特に抜髄の微妙な技術や歯冠形成の手技はかなり
獣医師にとっては難易度が高いと感じます。
歯科治療に関しては当院ではふるや歯科院のアドバイスを
元に治療を行っています。
2024.6.1
手術に関しては様々な手術が実施可能です。
病院理念の「ふるや往診動物病院が実施すること」を
ご参考下さい。
診療と同じく予約でお受けしてます。
手術は安全、正確、短時間を心がけています。
2024.5.22
電話に出れないときはほぼ診察中か手術中になります。
着信のみの場合、当院患者さん以外は折り返しの連絡は行って
おりませんので再度連絡を頂くか、留守電、Cメールなどに
メッセージをもらえれば助かります。
2024.4.22
薬作りを眺めるピットブルのROSYとジャックです。
診療室内を自由に動き回れるので小さい子供の様に
様々な動きに興味津々です!
。
病院理念
ふるや往診動物病院が実施すること
まず初めに私が獣医師を志したきっかけは自身が高校2年生の時に
可愛がっていたボール遊びが大好きな柴犬のゴロを亡くした事でした。
急に調子が悪くなり日毎に弱っていくゴロを毎日下校したら良くなって
いるかなと期待しながら見ていたのですが弱っていく一方でした。
父が獣医師の仕事をしてまだ経験も浅い頃で私も父が持っている本を何冊も読みました。
レプトスピラなのかパルボなのかなあと当時は
そんなことを思い、父に治療をお願いしました。
しかしゴロは治療の甲斐もなくすぐに旅立ってしまいました。
形見にゴロの毛をずっと持っていました。
何が原因だったのかすごく疑問だったことこんなに家族と同じペットが亡くなることが辛いことを経験しました。
それから私は獣医師になってこういう病気に苦しむ動物とその家族の辛い気持ちに寄り添い病を克服できるような
獣医になりたいと心から思うようになりました。
しっかり勉強をして早期に病気を見つけて治してあげること、それとなにより飼い主様の心のケアが出来る獣医になりたいと思いました。
その後、篠山鳳鳴高校を卒業後、獣医大学に合格し獣医師国家資格を取りいよいよ獣医療の世界に飛び込みました。
芦屋での勤務医時代も含め病気は治るもの治らないものなどをたくさん経験してきました。高校生の頃の私は病気の動物を治す手助けが出来れば良いなと思っていたのですが臨床の世界は日々野戦病院のような状況にまで
なりました。十数名のスタッフや獣医師を雇用し3つの
診察室を同時に診察したりしていました。もちろん高度医療への対応も必要で出来る限りの高度医療も行っていました。
私が地元の篠山で獣医療を始めた頃は現在では考えられませんが、多くの犬が(市内の約30%くらい)フィラリアに感染していました。また伝染病のジステンパーや犬パルボウィルス感染症などで亡くなる子も多かったです。
猫も現在はワクチン普及でほとんど診ませんがネコパルボ(猫汎白血球減少症)、猫カリシウィルス感染症なども多かったです。猫伝染性鼻気管炎(ヘルペスウィルス感染症)は現在でも頻繁にある疾患です。
5日連続でフィラリアの摘出手術を行なったこともあります。エコーガイド下で右心房や肺動脈の虫体を摘出する
手術です。当時は通常診療を行いながら救急医療を行っていたような状況で車に跳ねられた、草刈り機でペットを切ってしまった、事故で複雑骨折をした、熱中症で倒れた、猟友会からはイノシシにお腹を裂かれた、ブリーダーさんの緊急帝王切開など多くのエマージェンシーを一般診療と同時に行っていました。
そのような厳しい動物医療環境の中、まだ若い頃の私は
フィラリア症の予防、伝染病の予防の大切さを地道に
地元の患者さんたちに伝えていく日々でした。
芦屋、阪神間では予防意識が高く時々見る程度の疾患が
当時の篠山ではフィラリア症や伝染病を見ない日はない
くらいな状況でした。
当時は堀井先生と私の2名で篠山の獣医療を行っていました。フィラリア症の多くを助けまた、多くを亡くしました。また伝染病も同じ状況でした。フィラリア予防と
ワクチンの重要性を飼い主様に理解を求めていきました。
当時は野良猫などの手術はほぼ自腹で行なっていました。
そうした努力を日々重ねる中で時代背景も変った事もあり市内のフィラリア感染犬、また伝染病罹患犬なども2010年位にはほぼ診ることは無くなりました。
現在ではペットは伴侶動物と呼ばれ、家族と同じ立場に
なりました。ただ現在でも予防をされない飼い主様も
おられます。しかし多くの子たちが予防をされているため
集団免疫の恩恵を受けて感染を逃れているケースも多いです。ですが私はこの地域が感染症に酷く汚染されていた
時代を見てきたので集団免疫に頼るのではなくしっかり
予防意識を持って頂きたいと思います。
当時は獣医師としてこの世から動物の病気が無くなればこの仕事を止めて他の事をしても良いと思っていました。
しかし現在は医療が高度になるに従い新たな課題が出てきます。苦しむ、辛い立場にいる動物たちがいる以上は
出来る限り動物医療に貢献していきたいと考えています。
今になってですが当時のゴロはパルボウィルス感染症だったと思います。
現在はワクチンの普及で診ることも無くなりましたがインターフェロンや効果の高い2次感染予防の抗生剤、ブレンダ、細胞治療のCATなどがあります。
いまならゴロを助けられたと思います。
それは医療の発展や自身の経験からそう思います。
今まで店舗型病院(降矢動物病院)で沢山の動物や飼い主様と接し、その中で多くの技術や知識を会得しインフォームドコンセントを経験しました。
一般内科から一般外科、整形外科、その他様々な手術を行ってきました。
外科手術に関しては降矢動物病院時代に8000件以上を行ってきました。
現在も様々な手術を実施しています。33年間で実施してきた手術は
腸閉塞、各種ヘルニア整復、骨折整復、各種腫瘍摘出、
椎間板ヘルニア整復、眼球摘出、会陰尿道瘻設置術、
フィラリア成虫摘出、胃捻転、膀胱結石摘出、外耳道摘出術、腹腔内停滞睾丸摘出、副卵巣摘出、胆嚢摘出などその他に多くの手術を経験してきました。
近年これらの外科手術は2次診療施設に依頼する傾向が多いですが
2次診療がほとんどない時代に多くの難易度の高い手術を行って来ましたので2次診療施設などよりもかなり安く手術も可能です。
医療は日進月歩であります。
この度、往診動物病院を運営するにあたり大切にすることは以前と変わらず飼い主様と動物たち双方の立場に立った
治療を行うことです。
診察時間
| 診察曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
| AM9:00〜12:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 休 | 〇 | 〇 | 休 |
| PM14:00〜18:00 |
〇 | 〇 | 〇 | 休 | 〇 | 〇 |
休 |
| 診察曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
| AM9:00〜 12:00 |
〇 | 〇 | 〇 | 休 | 〇 | 〇 | 休 |
| PM14:00〜 18:00 |
〇 | 〇 | 〇 | 休 | 〇 | 〇 |
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