ふるや往診動物病院

(フルヤオウシンドウブツビョウイン)

〒669-2300 兵庫県丹波篠山市沢田288-1 070-3822-1221

お知らせ・トピック・病院理念

2025.1.8
今年も飼い主様、ペット達に取って幸せな日々が送れるよう
影ながらお手伝いが出来るよう更に知識、技術のスキルをあげて
頑張ります。よろしくお願いします。
 
当ホームページの「お知らせ」は時系列表記をしています。
ブログのように見てもらえればと思います。
 
2024.12.26
犬猫のワクチンについて簡潔にまた大事なところは
丁寧にお伝えしておこうと思います。
狂犬病ワクチンに関しては皆さんご存知だと思います。
その他に犬、猫には混合ワクチンというものがあります。
犬の混合ワクチン(5種(青文字)、6種(青、紫)7種(青、赤)、
8種(青、紫、赤)、10種(青、紫、赤、オレンジ)
猫の混合ワクチン(3種、5種)
犬の予防内容( 犬ジステンパー、犬パルボ感染症、アデノウィルスⅠ型、
アデノウィルスⅡ型、(Ⅰ型、犬伝染性肝炎、Ⅱ型、犬伝染性喉頭気管炎、)、犬パラインフルエンザ感染症犬コロナウィルス感染症、
犬レプトスピラ感染症イクテモヘモラジー、カニコーラグリポッチ フォーサ、ポモナ
猫の予防内容( 猫伝染性鼻気管炎、ネコカリシウィルス、猫汎白血球減少症猫クラミジア感染症、猫白血病
 
コアワクチン、ノンコアワクチンと言われる定義がありますが
簡単に言えば接種を強く推奨するというのがコアで5種です。
飼育環境などにより接種を検討するというののがノンコアで
6種~10種です。
 
あと子犬のワクチン接種プログラムも個体や月齢などにより違うので
詳細はここでは省略します。
 
ワクチンの追加接種に関して現在3年に1度で大丈夫だと言うふうに
世界小動物獣医師会(WSAVA)が提示して以来、国内でもその風潮は
拡がっています。
ただこのガイドは完璧なものではなくもちろん3年以内にワクチンの
効果が切れてしまう子もいます。その状態で感染をすれば命に係わる
恐い状態になります。20年ほど前はジステンパーやパルボで命を落とす
ワンちゃんがたくさんいました。特に子犬は多かったです。
以前いまのビッグにあったペットショップでは生後数か月の子たちが
多く亡くなりワンちゃんはもちろん私もかなり辛い想いをしました。
飼育者が決まる前なのでその汚染状況は知られることは少なかったです。
これらの伝染病は現在も治療に関しては発病がほとんどないため確実な
治療法はありません。
ワクチン接種率の上昇などにより集団免疫が形成されまたワクチンの抗体獲得効果の増強などによりこれらの感染症が減った理由だと思いますが
当院では伝染病の怖さを何度も経験していることもありワクチンに関しては毎年接種かウィルスの抗体価検査を行っています。
最近はペットホテル、ドックランなどが多く普及してきましたが
入場に当たってほとんどの施設で毎年のワクチン接種か抗体価証明書が
必要になっています。3年前に打ちましたは許可されない所がほとんど
かと思います。(5種でも大丈夫だと思いますが感染予防を考えると7種
以上のワクチン接種をお勧めします)
当院ではワクチンメーカーが3年間の効果を保証する
と宣言しないうちは毎年接種もしくは抗体価検査をお勧めします。
ちなみに猫ちゃんも同様です。
 
レプトスピラ症について(重要)
混合ワクチンにも入っているこの伝染病に関しては聞いたことある、
程度ではないでしょうか。
この病気が個人的に厄介だと思う理由は地域性がかなりあり関西や
九州特に福岡、などで多発している病気でそれ以外の地域は発症が
ほとんどなくかなり軽視されているからです。
上記でも述べましたがジステンパーやパルボはほぼ感染犬を診る事は
無くなりましたがレプトスピラ症は時々診断をします。
後に説明しますがその中でも イクテモヘモラジーという血清型は
急性的に体調が悪化し急性腎不全や黄疸などの肝機能障害を起こし
透析などを行ってもほとんどの子が死亡します。
発症元はネズミが一番です。あとは感染している犬、野生動物、牛など
からも尿を介して感染を起こします。
ネズミの尿と接触する機会など少ないと思われるかもしれませんが
台風を始めとした大雨によりレプトスピラ菌は広範囲に拡がって
いきます。沼地、水溜まりなどの水を介して経口、経皮、粘膜感染を
起こします。人畜共通感染症なので人間も例外ではありません。
感染をすればこの病気も画期的な治療法はありません。
私も本年度だけで5頭レプトスピラ症の診断をしましたが全て
イクテモヘモラジーでした。2頭は透析まで行いましたが亡くなりました。その他2頭は回復し、1頭はやはり腎不全で亡くなりました。
 
ここで発症したレプトスピラの血清型について少しお話しします。
約7割くらいがイクテモヘモラジーです。
あとは1割ずつオータムナリス、ヘブドマディス、その他少数は数種類
です。
ちなみに7、8種混合ワクチン以上でイクテモヘモラジー、カニコーラの
2つの血清型が予防できます。
10種混合ワクチンはイクテモヘモラジー、カニコーラ、グリポッチフォーサ、ポモナが予防できます。
圧倒的に多いイクテモヘモラジーはレプトスピラの血清型の中でも
特に重症化をする血清型になります。

ワクチンも不活化(死んだ菌を使用してワクチンを精製しています)
効果もかなり弱いため必ず毎年の接種が必要です。
個人的に毎年接種でも抗体価の上昇が低いワンちゃんを確認しています。
おうちで飼われているワンちゃんたちも外のお散歩に出る子は
レプトスピラに感染する機会は結構高いと考えてほしいと思います。
ワクチン未接種または数年空いても大丈夫と思われていると思わぬ
所でワンちゃんはもちろんの事、飼い主様も辛い想いをしないように
予防でしか助けられない病気は今一度しっかり考えて頂きたいと
思います。
 
2024.11.6
篠山で開業し今年で28年になります。
2021年に降矢動物病院からふるや往診動物病院へと
変更をしましたが現在に至るまで飼い主様とペット達、
双方の立場に立って治療を行うことを大切にしています。
最近は店舗の病院ではなかった、ペット達が懐いてくれ
怖がることなく診療を受けてくれまた元気になっておうちに
帰れるという事がとてもやりがいとなっています。

現在まで様々な症例や外科手術に対応してきました。
今後も同じく新しい技術を学びながら最新の治療なども
知人の獣医師たちと相談しながらまた日々新しい文献などからも
情報を入手し内科、外科治療とも行っています。
以前と違うのは患者さん、ペット達の情報などを患者様から
いろいろお話を聞きしながらまたペット達の表情もしっかりみながら
環境を含めた病気の本態から治療するように心掛けています。

2024.10.6
当日の診療もほぼ可能ですのでお電話またはCメールでお気軽に
お声がけ下さい。
初診の方はお気軽に留守番電話にメッセージをお願いします。
電話番号はこちらで分かりますのでお名前と困っている内容を
だいたいで話してもらえれば十分です。
またはCメールで簡単で良いですので送って頂けると助かります。
当院患者さんに関しましてはこちらの手が空き次第折り返し
ご連絡いたします。
降矢動物病院時代の患者様には初診料はなく診察させて頂きます。

予防薬のみの方はお電話、Cメールでご連絡を頂ければ
ご希望時間に用意してすぐにお渡しできます。
京丹波町、南丹市からの患者さんも増えています。
診察や手術などの依頼も多いです。
京都から当院は比較的近いですので新規の方もご相談などから
でもお受けしていますのでお気軽にご連絡下さい。
但し遠方の往診などは相談させて頂きます。
自宅診療は問題ありません。
 
2024.10.4
先日ネコちゃんの腸閉塞の手術を行いましたが
腸閉塞はワンちゃんに圧倒的に多い事例ですが
ネコちゃんでも時々ありますので注意してください。
今回の子はお惣菜のシートを食べてしまい閉塞を起こしました。
シートなどは液体が通過するため症状も少なくレントゲンやエコー
などでも診断が難しいことも多いです。
食卓などにも上がる猫ちゃんは要注意です。
 
2024.9.10
当院自宅診察室は十分な広さがありますので診察に飼い主様
お一人だけではなく、ご夫婦やお子様、もしくは家族全員で
いらっしゃることもあります。ご家族で来ていただいても
十分スペースはありますしテレビや本なども置いています。
付き添いのワンちゃんも一緒に来ていただいても大丈夫です。
広めの庭をドックランとして利用していただいても構いません。
また診察部屋の中をあちこち探検するのがワンちゃんは大好きです。
そのため診察部屋には大きめのトイレシーツを数枚敷いています。
ワンちゃんやネコちゃんにとって怖くない病院となっていますので
多くのワンちゃんは尻尾を振って診察部屋に入ってきます。

小さいお子様もよく来られますが、お絵描きをしたり絵本を見たり
こちらに置いてあるアンパンマンのおもちゃで喜んで遊んで
くれますのでそんなに退屈じゃないと思います。
動物病院は小児医療と同じように治療もいろいろと考える事も
多いですのでご家族で来ていただいて相談してもらう事も
大切かと思います。
予約制ですので診察室では一組の飼い主さんのみを順次診察
していますので他の患者さんと重なることはほぼありません。
そのため飼い主様やペットたちもゆっくりとした診療が
可能となっています。時間のない方は端的に済ませるようにします。
治療で大切なことは獣医師の一方通行にならないようにすること
だと考えています。ペット達の気持が一番よく分かるのは
飼い主様たちですのでその部分を原点にストレスがなくまた
治る治療を心がけています。
 
2024.12.25

第4前臼歯が大きく破折しポストクラウンを使用し
治療を行いました。
歯の破折は硬いものを咬むのを好むワンちゃんには多いです。
かなり前の症例になりますが4~5例くらい根幹治療から
銀歯やレジンで歯冠形成を行いました。
当時は現在、ふるや歯科医院を経営している弟にお願いして
実施しました。
この症例は学会発表も行いました。
現在歯科治療は行っておりませんがある程度の知識はありますので
ご相談などには対応いたします。
 
2024.11.1
雨が多い時期になりました。
レプトスピラ症など雨の影響で感染拡大をする
伝染病ですのでこの季節の雨上がりのお散歩は
水溜まりや泥水などの接触は十分注意してください。
ワクチンはありますので未接種でお散歩に行かれるワンちゃんは
ワクチンの接種をお勧めします。

当院は午前8時50分より予約を開始しています。
当日診療もほぼ予約可能です。お気軽にお声がけ下さい。
070-3822-1221、Cメールでも受け付けています。
ライン動画での診察も状況により行っています。
 
2024.6.1
手術に関しては様々な手術が実施可能です。
病院理念の「ふるや往診動物病院が実施すること」を
ご参考下さい。
診療と同じく予約でお受けしてます。
手術は安全、正確、短時間を心がけています。

2024.5.22
電話に出れないときはほぼ診察中か手術中になります。
着信のみの場合、当院患者さん以外は折り返しの連絡は行って
おりませんので再度連絡を頂くか、留守電、Cメールなどに
メッセージをもらえれば助かります。

2024.4.22
薬作りを眺めるピットブルのROSYとジャックです。
診療室内を自由に動き回れるので小さい子供の様に
様々な動きに興味津々です!

 
2022.7.1
当院は長らく店舗病院を経験してきたことを糧にして診察を
行っています。
血液検査、ホルモン定量、尿検査、エコー、細胞診、レントゲン、
顕微鏡検査、様々な診療がその場で実施できまた結果も数十分で出すことができます。またキャンピングカーなので車内での診察、その他、
店舗医院と同じくらいの薬剤を搭載しています。
(冬季や夏期は精密機器が寒さや暑さの影響を受けるので
自宅で検査は行います)
お伺いした場所が動物病院になるイメージです。
また当院ではレントゲン撮影や各種手術も行っています。
自宅での一般診療も行っています。
状況により2次診療施設などを紹介することもあります。
 
診療を受けるのに何時間も待ったり、犬と猫が同じ待合室で
いるなど特に猫ちゃんにとっては苦痛ではないかと感じます。
ワクチンや予防薬の方、お薬のみの方などはほとんどの診察日
で予約できます。またお薬のみであれば当日でも対応可能です。
 
2022.3.27
当院患者さんがこの度、京都府京丹波町のご自宅で
素敵なログハウスや自然いっぱいまた人も動物も大好きな
ピットブルのROSYやその他のペットたちと遊べる
そしてなによりオーナ―さまが動物の扱いなど
非常に上手いので安心してお預けできるペットホテルが
オープンいたしました。
ペットたちも夏は水遊びなどいろんな遊びができるので楽しいと
思います。下記にホームページを載せておきますのでご覧ください。
ペットホテルMAXコミュニケーション
https://pethotel-max.com/


 
 
 
 

病院理念

ふるや往診動物病院が実施すること


往診診療は都心での需要はかなり高くなっています。
動物医療においてもあらゆる場所で店舗病院と同様の診察、治療を
受けることができるという新たな分野を改築しています。
多くの患者様から『助かります』と言って頂きとてもやりがいを
感じています。

お伺いした場所が動物病院になります。
血液検査、超音波検査、ホルモン定量、レントゲンなど店舗病院
と同じような診療、治療が実施可能です。

 
今まで店舗型病院(降矢動物病院)で沢山の動物や飼い主様と接し、その中で多くの技術や知識を会得しインフォームドコンセントを経験しました。
一般内科から一般外科、整形外科、その他様々な手術を行ってきました。
外科手術に関しては降矢動物病院時代に8000件以上を行ってきました。
現在も様々な手術を実施しています。28年間で実施してきた手術は
腸閉塞、各種ヘルニア整復、骨折整復、各種腫瘍摘出、椎間板ヘルニア
整復、眼球摘出、会陰尿道瘻設置術、フィラリア成虫摘出、
胃捻転、膀胱結石摘出、外耳道摘出術、腹腔内停滞睾丸摘出、
副卵巣摘出、胆嚢摘出などその他に多くの手術を経験してきました。
近年これらの外科手術は2次診療施設に依頼する傾向が多いですが
2次診療がほとんどない時代に多くの難易度の高い手術を行って
来ましたので2次診療施設などよりもかなり安く手術も可能です。

医療は日進月歩であります。
この度、往診動物病院を運営するにあたり大切にすることは以前と変わらず飼い主さまと動物たち双方の立場に立った治療を行うことです。
 
病院への移動手段がない、大型犬なので病院に連れて行けない、病院での待ち時間が困る、体力が落ちているためあまり連れ歩きたくない、ネコちゃんが車や病院を嫌がる、多頭飼育のため来院が大変、ワンちゃんが
車酔いをする
など私が店舗病院で25年間診療を行ってきた中で感じたことです。
その点、往診診療だと丁寧な診察を行うため十分に時間を取っていますのでしっかりとしたインフォームドコンセントが行えます。
また往診事務所での診察も可能となっています。駐車場もあります。
手術もほとんどの症例を実施できます。

都心では往診動物病院は普通に多く存在しその需要は年々高まって
います。
篠山を中心とした地域でも都心と同様またはそれ以上できる事に挑戦し
また公益性も
含めたサービスが提供できればと考えています。

 

獣医師 降矢 剛
 

 

診察時間


診察曜日 日・祝
AM9:00〜12:00  休
PM14:00〜18:00

 休


診察曜日 日・祝
AM9:00〜
12:00
 休
PM14:00〜
18:00

 休

営業日全てを手術対応日に変更しました。土曜日も可能です。