医療設備
輸液ポンプ
輸液ポンプを2台用意しています。
術中、術後、入院治療などで正確な投薬を行います。
麻酔器 新鋭ソフトランダー
全身麻酔薬イソフルランを使用します。生体モニターの情報を監視しながら麻酔濃度を
調整します。
富士ドライケム IMMUNO AU10V
主に血液中のホルモン濃度の測定を行います。
測定時間がアークレイバイダスよりもかなり早く10分程度です。
測定項目はT4(甲状腺ホルモン)、TSH (甲状腺刺激ホルモン)、
COR(コルチゾール)、TBA(総胆汁酸、門脈の異常を疑うときに測定します)、
SAA (血清アミロイドA 猫ちゃんの急性炎症タンパクになります)
PRG(血清プロジェステロン、排卵前や出産前に参考になります)
電子天秤
小数点二桁までの測定が可能です。薬の調合などに使用します。
電気メス(アルザ電気メス)
モノポーラにて切開、凝固を行います。またバイポーラで血管などのシーリング止血を行います。
主に手術中に止血を中心に使用します。
超音波メス
ジョンソンエンドジョンソンのハーモニックⅡの超音波メスです。
約5mmくらいの血管をシーリング(凝固)し切開します。
糸などでの結紮が必要なく生体に縫合糸などを残さないのは優れています。
またシーリング、切開が自動で行われるため手で結んで切るなどよりかなり
スピーディーかつ止血能力が高いです。
超音波メスは少しずつ次世代の商品に変わっています。
当院もこの製品の後は電磁波を利用したアクロサージの導入を検討しています。
生体モニター
手術中の生体の状態、心拍、血中酸素濃度、血圧、体温、呼気炭酸ガス濃度、
呼吸数、麻酔呼気、吸気濃度、など手術を安全に行うためのモニタリングを行います。
人工呼吸器
メトラン社の人工呼吸器composです。
麻酔時の呼吸管理のために必須の装置となります。
呼吸が止まっていても人工呼吸器下で管理できます。
小型遠心機
血液の血清、血漿分離に使用します。富士フィルム製です。
抜歯用器具
抜歯用エレベーターを動物種により使い分けるため多めに用意しています。
画像にはないですが歯石を取るための超音波スケーラーも用意しています。
光学顕微鏡
島津製作所の最新顕微鏡です。
検眼鏡、耳鏡
検眼鏡は白内障や眼底の検査に使用します。
耳鏡は耳道の炎症や異物などの確認のために使用します。
血球計算器
日本光電のcelltacαという機種です。
主に血球計算器で白血球、赤血球、血小板などの測定を行います。
遠心分離機
血液の遠心、尿検査時の遠心、細胞検査のときなどバフィーコートを使用し高速遠心で使用します。
生化学検査機
富士フィルムの最新生化学測定器のFuji Drychem NX600
肝臓、腎臓、膵臓、CRPなどその他多くの生化学酵素を測定できます。
サクション
手術中の液体、またはそれ以外の浸出液などの吸引に用います。
オートクレーブ
主に手術器具などの滅菌に使用します。
ポータブルカラードプラーエコー
KONICA MINOLTA SONIMAGE MX1
コンベックスが3~10MHZまでカバーしているので小型犬~大型犬まで画像の
抽出が可能です。
カラードプラーや計測機能も充実していますので据え置き型のエコーとほぼスペックは変わらないです。
ポータブルのためほとんどの場所で検査が可能です。
自動分包機
錠剤、粉薬などを自動で分包しシーリングしてくれます。
多量の薬剤を作成するときにとても便利です。
時間の短縮になります。且つ正確です。
赤外線レーザー
赤外線レーザーにより急性、慢性疼痛の緩和を行います。
また外傷や褥瘡などに対して創傷治癒を早める効果があります。
エビデンスは少ないのですが円形脱毛など毛が生えてこないなどに
使用し発毛してくることがあります。
超音波スケーラー
超音波で歯石の除去を行います。主にスケーリング、歯石取り、クリーニングで使用します。
ネコちゃんの尿道結石塞栓症のときに結石を破砕または水圧で流すために使用することもあります。
ネブライザー
ケンネルコフや発咳、鼻炎、などの場合に粘液溶解剤や抗生剤、気管支拡張剤など様々な薬剤を混合し噴霧状にしたものを吸入して治療します。
治療中は下にある大き目の衣装ケース内に入ってもらうだけです。
眼圧計 トノベットプラス
主に緑内障の診断もしくは経過観察に使用します。
従来のトノペンと比較すると点眼麻酔が不要で尚且つ数秒で測定できるため嫌がるワンちゃんに何度も角膜接触させる必要がありません。
ポータブルレントゲン
写真のように持ち運び可能なポータブルX線発生装置です。
そのためほとんどの場所で撮影可能です。
車内でも撮影できます。
線量測定も業者に依頼済みです。
撮影時は管理区域(撮影場所より2m以上離れてもらう)を指導させてもらいます。